この記事のはじめに
[word_balloon id=”unset” position=”L” size=”S” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” name=”Nory” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” src=”https://norythefrog.com/wp-content/uploads/2019/08/Nory_R.jpg” avatar_hide=”false” box_center=”false”]こんにちは!Nory(@nori_frog)です(^^)[/word_balloon]今回は、英語学習におすすめの無料教材であるTEDトークの中から、企業に勤める全ての人に聞いてもらいたいテーマのプレゼンを1本ご紹介します。
内容は「 社員が幸せに働くための4つのアイデア」についてです。
世界には働いている人が30億人いて、そのうちの6割にあたる18億人は仕事について何らかの不平不満を持っているそうです。
なお日本での割合を見ると8割以上にものぼり、殆どの人が「やりがいが無い」「楽しくない」という気持ちで働いていることになります。
やりがいを持っていない社員が多い企業はパフォーマンスが落ち、業績や経営に悪影響を及ぼすため、更なる悪循環を引き起こします。
このトークではそういった社員に対して、どうやったら幸せに働いてもらえるかを雇用主側からの視点で語られています。
しかし、これは管理職以下のサラリーマンの方にこそ聞いて欲しいトークです。
なぜなら、この考え方を知ることで自分自身がどんなことに不満を感じるかを理解でき、知ることで対応を考えることができるからです。
トークでは、 どうやったら社員のやる気を出させ会社として成長することができるのか、そのための具体的アイデアを4つ、教えてくれています。
今回も知っておくと日々の仕事に対する向き合い方が変わる面白いテーマですので、是非ディクテーションやシャドーイングの教材として取り組んでみて下さい(^^)
「ディクテーション」や「シャドーイング」が何?という人は以下のリンクの記事で説明していますので、併せて見てみてくださいね。
第6回 ディクテーションによる音のインストール第7回 シャドーイングで英語の反射神経を鍛えるまた、過去のおすすめTEDトークも貼っておきます。
第8回 おすすめTEDトーク①「6ヵ月で言語を習得する方法」第9回 おすすめTEDトーク②「上手に会話する10の方法」第27回 おすすめTEDトーク③「3年で億万長者になる方法」第28回 おすすめTEDトーク④「リーダーの様に話す6つの手法」第29回 おすすめTEDトーク⑤「快適さが人をダメにする理由」第30回 おすすめTEDトーク⑥「企業が破綻する2つの理由と免れる4つの方法」それではさっそく、学習を始めてみましょう(^^
おすすめのTEDトーク⑦ 「社員が幸せに働くための4つのアイデア」
今回のおすすめトークはMichael C. Bushさんによる「This is what makes employees happy at work : 従業員を幸せにさせるもの」です。
トークは「企業で働く従業員が幸せに働いてもらうために必要な4つのアイデア」についての講義です。
それでは早速いつも通りに ①日本語字幕あり → ②英語字幕あり で再生し内容を理解したうえで、③字幕なしでディクテーションやシャドーイングをトライしてみてください。
英語学習教材としてのおすすめ度
※点数が高い方がカンタンまたは良い|低い方が難しいまたは良くない
という意味です。
少し喋りは早いかもしれませんが、シンプルな構文かつ はっきりとした言葉でディクテーションはし易い部類でしょう。
またトーク自体も短くすっきりとまとめられていますのでそれほど時間を掛けずにやり切ることができオススメです(^^
社長や経営陣がどのような観点で部下と向き合うべきかを知ることは、管理職以下のサラリーマンにとっても知っておくべきです。
なぜなら会社としてのあるべき姿や上司の考え・悩みを知ることは、ビジネスとしての成功や個人として満足感のある仕事へつなげるためにとても重要なことだからです。
今回も、英語学習とビジネスの勉強、一石二鳥の効果を狙って学習にトライしてみて下さい!
トーク内容:社員が幸せに働くための4つのアイデア
Bushさんによると、社員の働きがいは上司や同僚からどう扱われるかによって決まると言います。
では経営者や上司は、どのように部下に対して接すればよいのでしょうか?
ポイントは4つです。
アイデア1:信頼と尊敬 Trust & Respect
1つ目のアイデアは「信頼と尊敬」の関係です。
とある企業では、社員が15万円のパソコンを買おうとしたとき、上司や関連部署15人分の承認プロセスが必要だと言います。
このとき、社員は自分がなんだか信頼されていないと感じてしまい、上司に対する尊敬は薄れてしまうでしょう。
なにより、15万円のパソコンを買うのに15人の承認プロセスが必要なんて、承認にかかるコストだけでパソコン代金を上回ってしまいますよね。
これは極端な例ですが、少なからず大企業になればなるほどこの傾向は強いでしょう。
フォーシーズンズというホテルチェーンの企業では「お客様に良いと思うことは何でもしなさい」と社員に伝えているそうです。
これにより、「何でもしてよい」という大きな信頼をしてくれているという事実によって社員はやる気になり、大きな発想・業績が生まれるのだと言います。
アイデア2:公平さ Fairness
2つ目のアイデアは「公平さ」を持って接することです。
組織における信頼関係を最も損なう行為が、不公平な扱いだと言われています。
職務階級・勤続年数・年齢・経験・職種によらず、全ての社員は公平に扱われたいと考えています。
人種や性別、単なる好き嫌いによって態度をころころと変える上司は、社員から信用を失い、彼らからやる気までを奪うことになるでしょう。
アイデア3:聞くこと Listen
3つ目のアイデアは「耳を傾け、聞く」ことです。
よくコミュニケーションのテクニックとして「アイコンタクトしたり」「共感した様子を見せたり」「相手の言っていることを繰り返したり」などが言われていますが、それは「聞く」ことではありません。
謙虚になり、社員を信頼し、最善の考えを常に求めることこそが社員の声を「聞く」ことであるとBushさんは言います。
アイデア4:変化を語る Talk about change
最後のアイデアは「変化を自ら語る」ことです。
社員も含め、みな企業というものは変化しなければ生き残れないことは理解しています。
ただ、リーダーが自ら変化することを社員に語り掛けること、そして社員に対して日ごろからどう振る舞い・扱い・反応し・支えているか、これによって社員が変われるかが決まります。
信頼・尊敬するリーダーのために、大切なビジネスのために変われるか、それこそが社員自身が変化するための理由なのです。
まとめ
もう一度、やりがいを持って幸せに働くための4つのポイントを確認しましょう。
自分が管理職についていなくとも、この考え方を理解することで、自分の不満がどこにあるのかを客観的に見ることができるでしょう。
不満の原因がどこにあるのかを突き止められれば、きっと解決策は見つかります。
私たちは人生の大半の時間を仕事に捧げています。
そんな大きなウェイトを占めるものだからこそ、不満があるのであれば、本気で環境を変化させようと取り組むことで、次第に前向きになり、いずれきっとやりがいのある仕事・幸せな人生だったと言えるよう、努力したいですね。
今回の記事のように、TEDトークには非常に面白いプレゼンが沢山あります。
皆さんも興味のある色々な分野から、ディクテーションやシャドーイングの題材としたいトークを見つけ出してみてください。
またTEDトークに関する書籍も色々出ています。是非チェックしてみてください!
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それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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