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第7回 シャドーイングで英語の反射神経を鍛える

英語学習編その7

この記事の はじめに

[word_balloon id=”unset” position=”L” size=”S” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” name=”Nory” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” src=”https://norythefrog.com/wp-content/uploads/2019/08/Nory_R.jpg” avatar_hide=”false” box_center=”false”]こんにちは!Nory(@nori_frog)です(^^)[/word_balloon]

前回の記事では、英語を聞き文字に起こすことで音をインストールする「ディクテーション」についてご紹介しました。

今回は、「ディクテーション」をある程度やったうえで取り入れてもらいたい 「シャドーイング」という効果的なリスニング手法についてご紹介します。

★この記事の位置付けを確認↓

英語上達マップ

この記事を読んでいただき実践してもらうことで、リスニング能力、引いては英会話でのレスポンス=瞬発力がぐっと向上するはずです。

それではいってみましょう。

シャドーイングとは?

シャドーイングのイメージ
“シャドーイング”(shadowing)とは、英語の音声を聞き、その直ぐあとからその音声を追いかけるようにそっくりそのまま喋る手法です。

音声をそっくり真似て後ろから付いていく様がまるで影のようなので、シャドーイングと呼ばれています。

 

シャドーイングの効果は、ちょっと概念的な話ですが「聞こえてきた音声を頭の中で文字に起こす」ようになれることです。

これによって、音を音としてそのまま理解するより、頭の中で一度文字にすることで理解が容易になります。

 

普段あまり意識はしていませんがこれは日本語の会話でも同じです。
日本語で話しかけられたとき、相手の言っていることを無意識に頭の中でそのまま反すうして意味を理解しています。

簡単な日本語の会話は音を音として理解していると思いますが、ちょっと相手が早口だったり難しいことを言った場合は、一旦頭の中で何を言っているか整理または文字化して理解しようとしているはずです。

その時に頭に情報を留めるために、シャドーイングと同じようなことをしています。

英語が上達してくれば、簡単なものは音を音として理解できるようになりますが(ようやく僕も少し出来るようになってきましたが笑)、そのレベルに行きつくまでにまずシャドーイングでリスニング能力を高めることが必要です。

 

僕がシャドーイングをおすすめする理由は、音を真似るテクニックを覚えてしまえば(音の仕組みを理解していれば)、それほど脳に負荷が掛からないので長時間の文章にも適用できることにあります。

これによって、最終的にはネイティブのスピードでどんどん情報をインプットでき、英語の上達が加速していくため、是非ともシャドーイングをマスターしてもらいたいです。

ただし、単純に音を真似ているだけでは本当に理解したことにはならないので、意味を把握しながらシャドーイングをするためには前回の記事で紹介したディクテーションのトレーニングをしっかり積んだ上で行う必要があります。

シャドーイングのやり方

シャドーイングのコツ

◆音を完コピすること
英語音声を聴き、その2語あとくらいから聞こえた音をそのまま発音し追いかけます。
スピードを合わせ、音声が終わった2語あとに自分も発音し終えるようにします。

この時音のスピードだけでなく、イントネーション(抑揚)、単語と単語の繋がり(音の連結や脱落)を意識してこれらを完璧にモノマネするようにして下さい。
これによってネイティブの音をインプットできます。

というより、完全に物まねする形でないと、ネイティブのナチュラルスピードに追い付くのは不可能です。
是非ともネイティブになりきったつもりで音の完コピをしてください。

※音の連結や脱落についてのルールなどはまた別の記事でご紹介しますね(^^

◆大きな声で音読すること
声の大きさは可能ならば出来る限り大きいことが望ましいです。

自分の口から出てきた音をもう一度耳に入れることで、五感を使った学習が可能になるからです。
英語の上達への近道はインプットとアウトプットを繰り返すこと!

ただ自分の声と英語音声がごっちゃになってやりづらい場合は、イヤホンを片耳だけさして行うとやり易いでしょう。

また、電車の中だったり声を出せない環境なら、ぶつぶつ小声で呟いたり、最悪口パクでも、身体の一部を動かすという意味で効果があります。

どんな教材を選べばよいか?

以下のようなステップで徐々にあなたの口をネイティブスピードに慣らしていきましょう。

STEP. 1:
最初は「DUO3.0」の様な文章で覚えるタイプの単語帳の付属CDを使って、短い文章で練習することおすすめします。
理由は語彙の強化とシャドーイングの基礎練習という、初級者にとって一石二鳥の効果を持つからです。

STEP. 2:
「DUO3.0」の場合、付属CDでシャドーイングのコツを掴んだら、「復習用CD」でネイティブスピードに挑戦します。

STEP. 3:
「復習用CD」も完璧になったら、いよいよ長文に挑戦します。

僕の場合は、DUO3.0をやった後、TEDトークをひたすらシャドーイングしていました。

YouTubeなら再生速度もゆっくりにできるので、いきなりナチュラルスピードは厳しいという人は良いでしょう。

また僕がTEDトークが良いと思う理由は、一人が大勢に向かって話すプレゼンテーションだからです。

ネイティブ同士の会話と違い、ゆっくり・はっきりと喋るので、いきなり海外ドラマを教材に持ってくるより取っ付き易いと思います。

ただしシャドーイングでもなるべく楽しい、と思えるコンテンツを選びましょう。

僕のおすすめ動画は前回も紹介した、「What I learned from 100 days of rejection」by Jia Jiangさん です(^^

↓TED公式ページ: 日本語字幕が選択可能です。

↓YouTubeから:日本語字幕は有りませんが、再生速度が変更可能です。

 

まとめ

この記事のまとめ
  • ディクテーションをある程度やって音のインストールが完了したら、
    シャドーイングでリスニング能力を向上させる。
  • シャドーイングでは、スピードだけでなく、間、イントネーション、単語と単語の繋がりなど、音を完璧にモノマネする。
  • 短くゆっくりな音声教材から初めて、慣れてきたらスピードを合わせ、最後に長文にチャレンジする。
    ここまでくれば、後はひたすら自分の好きな映像を使って練習する(^^b

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それではまた次回の記事でお会いしましょう!


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