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この記事のはじめに
[word_balloon id=”unset” position=”L” size=”S” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” name=”Nory” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” src=”https://norythefrog.com/wp-content/uploads/2019/08/Nory_R.jpg” avatar_hide=”false” box_center=”false”]こんにちは!Nory(@nori_frog)です(^^)[/word_balloon]前回の記事では、「英文法書の活用方法・上手な付き合い方」についてご紹介しました。
今回は、 日本で英語の勉強をしているならば避けて通れない「TOEIC®」に対する捉え方と、 TOEICを上手に活用し点数を上げて行く方法について解説したいと思います。
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それではいってみましょう。
TOEICとの上手な付き合い方
そもそもTOEICとは何か?
TOEICの受験者は年間270万人とも言われ、日本で英語を勉強している人ならば一度は受けたことがあるでしょう。
また、TOEICの点数が会社での昇進要件であったり、就職に有利だったりと、必要に駆られやっている人も多いと思います。
なぜこんなにも日本で受け入れられていて、どこに行こうがTOEICの点数が説得力を持つかというと、TOEICはある程度のレベルまでの英語力を測るツールとして非常に良く作られているからです。
基本的に3~4択問題ですが、不思議と自分の実力に即した点数が精度良く出るため、日本ではその人の英語力を示す指標として信頼が置かれています。
よって、社会人が昇格や転職する場合、切っても切れない関係になってしまうでしょう。
TOEICをどう活用すれば良いか?
ただそうすると、「TOEIC900点を絶対取る!」など、どうしてもTOEICの点数だけを英語学習の目的としてしまう人が多いと感じます。
TOEICは自分のレベルがどこにあるのかを測る試金石であり、同時にそれを知ることでモチベーションを保つための一つの手段に過ぎません。それ自身を学習の目的とすべきではないと思います。
なぜなら「点数を取ること」は真に強い動機付けにはなりえず、900点とれなかったとして痛みを伴わないからです。
また、資格試験自体が会話に役立つわけではなく、これだけやり続けても「使える英語」は身に付かないでしょう。
英語を身に付けることで世界中の人と情報とつながることができ、仕事のチャンスや私生活での新たな発見の機会が爆発的に増します。
そういった英語習得で得られる姿をありたい姿と見据え、TOEICはあくまで実力を示す物差しとして利用すべきです。
今一度、自分が何のために英語を勉強しているのか?どこを学習の最終地点とするのか?を振り返り日々考えることが大切です。
それでもTOEICの点数は必要!どうやって上げたら良いか?
とはいえTOEICの点数を取ることが、まず目下の目標である人も多いでしょう。
ここではTOEICの点数の上げ方について、2つのレベルに分けて説明しますね。
レベル1.英語初級者の場合
TOEICテストは形式が特徴的で、対策を行うことである程度の点数までは比較的簡単に到達できるでしょう。
具体的な方法としては、公式問題集を2つ買い、それぞれ2回づつ行います。
そのとき、1回目は時間を測り普通に解き、答え合わせをして復習したあと、すかさず2回目を解きます。
ひとつの問題集には2回分のテストが入っていますので、これを合計4テスト分行います。
また、並行してDUO3.0をやることをおすすめします。以前の記事でご紹介しましたが、DUO3.0はTOEICで使われる単語も多く、これ一冊をマスターすることで語彙だけならば800点までカバーできます。
上記をやれば、問題の形式や使われる単語を覚えることで大体の傾向が掴め、英語基礎力があまりない状態でもある程度の点数が取れることでしょう。
レベル2.英語中級者の場合
しかし、ある程度の点数以上(僕の場合は600点でした)においては、テクニックと語彙だけでは伸び悩む地点が出てきます。
そういったときに、TOEIC向けの勉強しか普段していないのでは絶対に高得点は取れません。
前述したとおり、TOEICは実力を測る試金石(手段)であって、ありたい姿そのもの(目的)ではないので、TOEIC向けの勉強は「使える英語力」に恩恵をもたらしません。
ではTOEICの点数をどうやって上げたら良いか?
答えは、TOEICの勉強を試験直前までやめることです。
大切なのは英語の基礎力と4つ能力(聴く・読む・話す・書く)を如何に高めるかだけに集中し、そのために語彙の勉強と瞬間英作文トレーニングにはじまり、ディクテーション・シャドーイングを用いて言語を自分のものとするのです。
L&Rテストでも話す・書く能力は点数UPに必ず役に立ちます。
なぜなら4つの能力は密接に関係しているので、一つ欠けてもその他の能力が伸びないからです。
僕のおすすめはTOEICを年に1回または多くても2回にすべきです。
でなければずっと点数を上げるテクニックへ意識が行ってしまい、「使える英語」を追い求める学習はできないでしょう。
まとめ
- TOEICは英語力を測る物差しとして優秀であり、日本人にとって切っても切れない関係にある。
- TOEICの高得点とすることは目標であり、目的とするべきではない。大きな視点でありたい姿を描くこと。
- ある程度の点数を取るなら公式問題集とDUO3.0だけで十分。それ以上を目指すなら「使える英語」を伸ばす学習をすること。
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それではまた次回の記事でお会いしましょう~
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