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第5回 英語回路を構築する瞬間英作文トレーニング

英語学習編その5

この記事のはじめに

[word_balloon id=”unset” position=”L” size=”S” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” name=”Nory” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” src=”https://norythefrog.com/wp-content/uploads/2019/08/Nory_R.jpg” avatar_hide=”false” box_center=”false”]こんにちは!Nory(@nori_frog)です(^^)[/word_balloon]

前回の記事では「最低限の知識をつける」ために「DUO3.0」を活用した単語・熟語のインプットについてご紹介しました。

今回は、英語において重要な能力である「話す・書く」能力、つまり アウトプットするための基礎体力をつける方法である「瞬間英作文」についてご紹介します。

 

この記事を読んでトレーニングすることで
最終的に簡単な文章においては 日本語→英語が口をついてスラスラと出てくるようになります。

 

★英語上達マップにおけるこの記事の位置付け↓

英語上達マップ

それでは行ってみましょう(^^)

瞬間英作文とは

「瞬間英作文」とは、日本語の短文を文字通り瞬時に英語に直して話すことです。

 

例えば、次の日本語の文章を10秒以内に英語にしてみて下さい

学生のとき私はすべての科目の中で数学が一番好きだった。

When I was a student, I liked mathematics the best of all the subjects.

 

どうでしょうか?

スラスラ出てきた方は既に英語回路ができていると思いますが、出来なかった人もいるのではないでしょうか?
(因みに回答文そのままでなければいけないわけではありません。意味が同じならOK!)

 

たいていの日本人は英語を喋ろうと思ったら
①まず頭の中で日本語で文章を作って、
②それを更に頭の中で英語に変換して、
③話す

というプロセスを踏むと思います。

 

ただ多くの場合、例えば突然外国人に話しかけられたりしたときに、この変換を頭の中でスラスラと行うことは難しいと思います。

学校で英語の点数が取れていた人でも、自分が喋りたいことを英語で喋ったことがそもそも無い人が多いのではないでしょうか?

 

英語をスラスラ喋ることが難しい理由は単純で、僕たちが今までそういったトレーニングを単純にしてこなかったからです。

頭の中で日本語→英語へ変換し、英語を話すのは結構難しいことなので、段階を踏んで勉強して行きましょう(^^)

 

このトレーニングで目指すことは、 日本語⇄英語の変換回路を脳みその中で完全構築することです。

 

余談: 僕の場合

何を隠そう僕は長年、英語をすらすらと話せないことがコンプレックスでした。

 

ずっとさぼっていた大学の英語の授業で
あるとき、突然「3分間で自己紹介しろ」と外国人の教師に言われました。

まず頭の中が真っ白になり、次に何を話そうか日本語で考え、それを英語に直そうとするもどうやって直したら良いかわからず、日本語をまた考え……と、2~3分間唸った挙句本当に一言も喋れなかったです。

教室にはそれなりに英語が出来る50人以上の学生が集まっていて、本当に消えてなくなりたいと思うくらい悔しい経験でした。

 

そのような個人的に強烈な体験を通じて英語を勉強しようと心に誓い、
「DUO3.0」によるインプットとこの「瞬間英作文」によるアウトプットの2つの練習を死ぬほど頑張ることから始めた結果、今ではようやく外国人の同僚や顧客と対等に仕事ができるほどになりました。

 

「高度な英語構文や難解な単語を覚える受験勉強で良く行う作業」と「英語を自由に喋ること」は全くの別ものです。

「瞬間英作文」では簡単な単語と単純な構文の日本語を、英語にひたすら直していき頭の中に英語回路を構築していく、それだけに特化した勉強法です。

この勉強を始めるにあたりまずマスターしていただきたい1冊が、森沢洋介氏著「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」シリーズです。

 

「瞬間英作文トレーニング」のおすすめポイント

「瞬間英作文トレーニング」の最大のおすすめポイントは、平易な文章の例題がレベル(構文)ごとに分かれていることです。

 

これによって高度な単語や構文によって英作文の作業が阻害されないため、脳への負荷が最小限になり、日本語→英語というプロセスを素早く・大量にこなすことが初めからやりやすいのです。

「DUO3.0」を使った学習と同様、 英語学習にはスピード感が大切なのです。

 

スピード感が損なわれてはインプットした記憶が忘却されてしまうのと同様に、英語回路の構築に時間が掛かります。

そもそも実際の会話では一言喋るのに、相手は10秒も20秒も待っていてくれないですよね。
実際の会話を想定して、出来るだけ素早く変換するよう、負荷を掛けましょう。(最初は間違っていたっていいんです^^)

加えて、最短で語学を上達させるためには、ある程度のまとまった時間の中でスピードに乗った状態で一気にやってしまうことが最も効率が良いです。

 

これらの理由から、そのためだけに最適化されたテキストが「瞬間英作文トレーニング」であると言えます。

 

具体的な勉強方法は?

ステップ1

まず最初は普通に日本語文を読んで→英語に訳します。

このとき大切なのは
1.あまり時間は掛けすぎず、答えと自分の実力の差を把握すること
2.答えは声に出して読むこと

 

「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」では、中学1、2、3年の構文ごとに3つの章に分かれています。

まずは中学1年生レベルから初めてスラスラ言えるようになるまで繰り返してだんだんと日本語→英語への回路を構築していき、次のレベルに進むようにしてください。

中学2年、3年のレベルにおいても学習方法は同じでまずは1冊1通り終わらせて下さい。

 

ステップ2

また、この本は単語帳とは違い、あくまで与えられた日本語を即興で英語化することが目的なので、 文章の暗記はしないこと

そのためにあまり一つのレベルにとどまらず、この本も1度最後までやりきったら、
1冊を通じて多くの文をシャッフルさせながら行うことを意識してください。

 

ステップ3

更に、慣れてきたら付属のCDを使って、日本語音声→英語で文章を喋るトレーニングも効果的です。

理由は、実際の会話においては文字はなく、頭の中で日本語を考え、英語を喋る「離れワザ」なので、文字→言語化とはまた違った脳の負荷を掛けられ、回路構築に役立つはずです。

 

とは言え、熱心にこの本に取り組んでいたらシャッフルしながら勉強していても、直ぐに丸々暗記してしまうでしょう。

即興の英語化をさらに求める場合は、多くの姉妹本が出ていますので、嫌でも暗記してしまって他の例文が欲しいという方にはお勧めです。
以下にリンクを貼っておきます(^^)

まとめ

この記事のまとめ
  • 「瞬間英作文」では簡単な単語と単純な構文の日本語→英語化をテンポよく大量に行い回路を構築していく勉強法
  • 英文をまるまる暗記するのではなく、多くの文をシャッフルさせ即興性を養うことを意識する
  • 慣れてきたらCDを使って、日本語音声→英語で文章を喋るトレーニングも効果的

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