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この記事のはじめに
[word_balloon id=”unset” position=”L” size=”S” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” name=”Nory” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” src=”https://norythefrog.com/wp-content/uploads/2019/08/Nory_R.jpg” avatar_hide=”false” box_center=”false”]こんにちは!Nory(@nori_frog)です(^^)[/word_balloon]今回は 英単語を効率的に覚えるための暗記方法を3つ ご紹介していきます。
皆さんご存じの通り、英語は単語を知らなければ話せず・読めません。
逆に、知っている単語の量が増えるほど 英語の4能力(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)をひとつ上のレベルへ押し上げてくれる「基礎体力」の様なものです。
中級者以上の人も伸び悩んでいるという場合は単語力に原因があるかもしれませんし、
TOEICでそれなりのスコアが取れている人も、更にペーパーバックや実用書に挑戦しようと更に高い単語レベルが必要になります。
つまりどんなレベルの人でも英語の基礎体力を付けるために、英単語は常に学び続ける必要が有る ということです。
とっても単純なことですが、単語を覚えるのって行為そのものが単調になりがちで、しかも記憶になかなか定着しないので継続しづらいと思います。
今回はそんな方に、「時間効率」の面で最適な暗記方法について解説していきます。
あなたの語彙レベルに合わせて3通りの覚え方が有りますので、それぞれどのように、どういう観点で取り組めば良いかも紹介していきますね。
▼英語上達マップにおけるこの記事の位置付け
それでは早速、見ていきましょう(^^
目標設定:どれくらいの単語を覚えれば良いか?
そもそも、どれくらいの単語数を覚えることを目指せば良いのでしょうか?
以下の表は、知っている単語数と英語のレベルを示したものです。
知っている単語数 | レベル |
---|---|
1,000~3,000 | 日常会話レベル |
3,000~6,000 | 大学受験レベル |
6,000~10,000 | ビジネス英会話レベル |
10,000~15,000 | 英語専門家レベル |
70,000 | ネイティブ |
150,000 | 英語辞典掲載語数 |
では実際、私たちはどのレベルを目指して勉強すべきでしょうか?
目標は「あなたがどうなりたいか?」に寄りますが
- ~TOEIC700点を目指すのであれば6000語
- TOEIC900点台~を目指したり、ビジネスでしっかり使う機会のある方は10000語
を目標としましょう。
更に15000語あればMBA留学も問題ない、日本人にとっては最上級と言えるレベルですが、各分野での専門用語になってくるため
通常の英会話や限られた分野でのビジネスであればそこまで網羅する必要もありません。
よって、10000語を最終目標とするのが良いでしょう。
余談ですが、ネイティブは7万語を知っています。私たち日本人も日本語は7万語ほど知っているそうです。
ネイティブの様に完全になるのは無理かもしれませんが、 10000語を知っていれば 目にする情報や耳にする音の99.9%の単語は理解できますので安心してください。
次に、どんな教材を使えば良いのか?ということに関しては、単語の勉強は下記の2冊があれば問題ありません。
それ以外は闇雲に手を出さず、あとは日々のリーディング等でたまに出てくる新しい単語を辞書を調べ、ストックしていくようにしましょう。
・6000語台であれば「DUO3.0」で必要十分
・10000語であれば「スーパーボキャブラリービルディング」をおすすめします。
この本を実際にどう活用し、どう暗記していけば良いかを次に説明していきますね(^^)
レベル別 単語の暗記方法!3選
まず、レベルに合わせた単語の学習方法について 見て行きましょう。
次の3つの暗記方法の流れを見てください。
・単語を画像や色のイメージとリンクさせる
・単語を過去の記憶や妄想とリンクさせる
流れとしては、❶完全なる未知の単語を五感を使い覚え、❷文章の中で単語動詞のリンクさせ、❸最後に覚えた単語に毎日毎日顔を合わせ定着させるトレーニングを行います。
次から、それぞれのレベルでの詳しいやり方を解説していきます。
Level.1 5感をフル活用し、脳を活性化させ覚える
これから新しい単語帳を始めたり、自分の知識を超えた未知の単語に出会ったときに行って欲しい勉強法が「5感をフル活用して脳を活性化させ、記憶する」方法です。
皆さんは、単語を覚えるときって、普通どのように学習していますか?
知らない単語にマーカーで色を付けて、文字を「ただ視覚的に」覚えるという人が殆どではないでしょうか。
その勉強法ではなかなか覚えられない、という人は脳への記憶の定着のメカニズムを利用して5感をフル活用して勉強することをおすすめします。
具体的には、 「書く、喋る、聴く、見る」ことを強く意識しながら行います。
人の脳はそれぞれ「聴覚」「視覚」「運動」「記憶」等に特化した部位が存在し、
記憶するということは、それら脳の各部位間を神経で繋ぐことを意味します。
よって、「記憶」を司る脳の部位へ向かって「聴覚」「視覚」「運動」を司る部位から神経をつなぎ、それを強化して行くことで記憶として定着させていきます。
本当にどうしてもこの単語が覚えられない!というものがあったら、是非
- CD音声を聴き発音を理解し
- ペンで実際に筋肉を動かし書きながら
- 喋ることで顔の筋肉を動かし
- 自分の声を再び耳へ入れる
という動作を「大げさに」行ってください。
きっと脳の各部位が刺激され、記憶部位への神経がより強化され記憶が定着しやすくなるでしょう。
もう1つのポイントとしては、 「イメージを持って・感情豊かに」暗記すると良いでしょう。
具体的には、
・単語の文字の並びだけでなく、写真を見てその単語の形や色を画像として覚える
・単語のイメージ(ネガティブか・ポジティブか、好きか・嫌いか)
・単語の語感(日本語の発音が似ている単語と絡めて覚える、似た英単語と絡めて覚える)
などを強く意識すると記憶に定着します。
この理由は、脳には「感情」と「伝達」を司る部位もあり、それらも活用して「記憶」部位への神経を強化することが出来るからです。
「記憶」へと辿る経路が多ければ多いほど、語学は自分の血肉となります。
脳をフル回転させて、単語を自分に刻みこみましょう(^^)
Level.2 「チャンキング」効果を活用して覚える
Level.1では1つの単語を記憶に留めるための方法について説明しました。
次のレベルとして、多くの単語を継続して覚えておくための方法「チャンキング」について説明します。
脳科学においては「マジックナンバー7」という言葉があります。
これは無作為な言葉を1度に覚えられる上限の数のことを指します。
つまり、個人によって多少の誤差は有りますが、人の脳は1度に7個以上の単語は覚えていられないような構造になっているわけです。
但し、この法則の裏をかくワザが有ります。
それが 「複数の単語を1つの文章またはパッセージに入れ、それごと覚える」ことにより、単語をまとめて1セットとして脳に記憶できます。
これを「チャンキング」と呼び、この方法を活用することで新しいことも一度に大量に覚えられることになります。
記憶の定着には時間が必要(Level.3にて説明します)ですが、これによって1日当たり覚えられる量が増え、時間効率が高められることでしょう。
このチャンキングを活用し効率的に覚えられるような形式の単語帳が「DUO3.0」であり、僕がこの本を愛してやまない理由でもあります。
なおDUO3.0の文章に織り込まれた単語は6000語ですが、欄外に記載された補足語も合わせることで9000語にも達します。
よって、これ1冊だけでもTOEIC900点台は十分とれます。
過去に詳細をご紹介していますので、併せて見てみて下さい。
Level.3 「ざっと見」で時間効率を最大化させ覚える
最後に、Level.1と2の方法を使って10000語近くの単語を覚え「見たことが無い」状態になったら、それら全てを忘れさせないように記憶として完全に定着させる方法について説明します。
その方法は、ズバリ「 ざーっと10000語全てを眺める。これを、毎日続ける」ことです。
つまり、全ての単語を一気呵成に全て出会い、挨拶するのです。
イメージとして、10000人に毎朝挨拶すると考えて下さい。
人の名前って、一度会っただけではなかなか覚えられませんよね?
ただ、何日も同じ人と挨拶して、その人のネームプレートを毎回ちら見していれば、きっと知らないうちに名前を憶えられていることでしょう。
これを英単語でやります。
コツは、必ず全ての単語に毎日出会うこと。
また、1単語当たりへの時間を掛けないことです。
よく単語帳を自作している人がいますが、これをやっていると時間が掛かりすぎます。
単語帳をめくり、意味を確認する動作が1単語3秒掛かるとすると、10000語終えるのに毎回8時間15分掛かってしまいとても毎日できる速度ではありません。
毎日挨拶を継続することを考えると、 目標速度としては1単語当たりに充てる時間は0.5秒以下とし、1万語を1時間半以内でやりきることを目指しましょう。
最初はかなりのスピードであることから大変かもしれませんが、
毎日続けることで知らない単語が減り、徐々に学習としての負荷は低くなっていき、
最終的には脳への負荷なく10000万語を短時間で確認できるようになるでしょう。
この「1万語と毎日出会う」練習法を提唱されているのがGoogle元副社長の村上憲郎氏であり、
「村上式シンプル英語勉強法」という本が大変参考になりましたのでご紹介しておきます。
まとめ
最後にもう一度、単語暗記の流れを確認しましょう。
・単語を画像や色のイメージとリンクさせる
・単語を過去の記憶や妄想とリンクさせる
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それではまた次回の記事でお会いしましょう~
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