この記事のはじめに
[word_balloon id=”unset” position=”L” size=”S” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” name=”Nory” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” src=”https://norythefrog.com/wp-content/uploads/2019/08/Nory_R.jpg” avatar_hide=”false” box_center=”false”]こんにちは!Nory(@nori_frog)です(^^)[/word_balloon]今回は リーディング力を「守破離」の流れでマスターする方法 について解説していきます。
リーディングは英語の4能力のうちの1つでもあり、当然英語を使う上で必須スキルですので
初心者から上級者までのリーディング上達の流れと学習方法・コツについて、今回まとめてみたいと思います。
「守破離」とは、茶道や武道などの芸道・芸術における考え方で、熟練度に応じた習得過程を指します。
簡単に言うと「守」で考え方・ルールを理解し、「破」でそれをようやく自分の物とし、「離」でより高いレベルへと昇華させる。
この考え方でリーディングはマスターできます。
脳科学から考える語学習得メカニズムも用いて、リーディングをマスターするまでの効率的な過程を説明します。
また、TOEIC L&Rテストでは、半分がリーディング力を求められます。
リーディングセクションでは75分間で100問に答えるという、「読解する速度」と「量」の2つの負荷を受験者に課すテスト形式になっているため、これを攻略するためには「速読」「多読」を最終的にマスターする必要があります。
この記事を読んで頂き、実践してもらうことで、TOEICのリーディングセッションでのスコアアップに繋がり、最終的にはビジネス文書やニュースが自由に読めるようになるでしょう。
▼英語上達マップにおけるこの記事の位置付け
それでは早速、見ていきましょう(^^
リーディング力の伸ばし方は「守破離」!
まず、リーディングトレーニングの全体の流れを見ましょう。
流れとしては、「精読」で意味をしっかりと捉える基礎力をつけ、「速読」で必要な速さに慣れさせ、「多読」で量・時間的負荷を掛け波に乗る感覚を掴む。といった流れです。
重要なこととして、「守」「破」「離」それぞれの練習においても、何らかの負荷を脳に掛けた練習を行い、それに自分を段々と慣れさせ、レベルを少しづつ上げて行くことです。
脳は負荷を掛けることで神経が強化され、言語が自分のものとなっていく仕組みになっています。
常に、問題のレベル・時間・量などのストレスを脳に与え、筋肉の様に鍛え上げて行きましょう。
それでは、それぞれの練習方法とコツを解説していきます!
守 「精読」で質を求める
これからリーディングを伸ばそうと思ったら、よほど自信がある上級者以外は、まずは「精読」から行ってください。
「精読」の目的は、推測ではなく、英文をその構造と意味を完全に把握しながら読むことにあります。
なぜ「精読」をはじめに行わなければいけないか?
それは、ゆっくりでも意味が分からないものは速度を上げても絶対に意味が分かるようにならないからです。
「速読」や「多読」では意味の理解を100%目指しませんが、それは速度や量的制約の中で理解できないものがあっても仕方がない、という意味であって、決してゆっくり読んでもわからないところはずっと分からなくても良い ということではありません。
構文・文法を正しく理解するという「基礎」なくして より高いレベルには行けませんので、まずは「精読」で正しく英文構造を把握することを意識して取り組みましょう。
精読の教材としての私のおススメは「速読・速聴シリーズ」です。
名前は速読とついていますが、程よいレベルで意味と構文をじっくり理解する練習台としては素晴らしいレベルです。
まずは「Core」を完全に理解できるまで、何度も何度もトライしてみてください。
きっと、同じ問題を2回目に取り掛かるときは驚くほどすんなりと意味が頭の中に入ってくることでしょう。
それを1度目から感じられるように、次々に問題を解き「精読力」を高めていきます。
この段階で最終的に目指すべきレベルは、次第に構文や文法が頭で考えずとも感覚的に瞬間的に理解できるようになることを目指します。
「精読」を十分行えば、それだけでもTOEICスコア700~800は達成できることでしょう。
但し、やはりTOEICの厄介なところは速さと量を求める問題形式にありますので、精読だけでは試験時間が問題になってくるはずです。
破 「速読」で速さを追求する
「精読」が有る程度ラクに行えるようになったら、次は「速読」で速さを自分のものとする練習に取り掛かります。
TOEICでは75分間で100問のリーディングを行わなければならず、これを時間通りに行うならWPM200ちょっと必要ですが
時間的な余裕が欲しいのでまず目指すべきゴールとしてはWPM250としましょう。
WPMとはWord Per Minuteのことで「1分間で読める単語数」です。
過去記事で解説しましたが、「速読力」を高めるためにおすすめの教材は「レアジョブ Daily News Article」を用いて、Google Chrome拡張機能「Reedy」を用いてWPMを設定し読んでいく方法です。
詳しくは下記を読んでみて下さいね。
この「Daily News Article」を使って、毎日「精読」→「速読」を行ってください。(音読練習も途中行うとGood!)
僕はこれを1年間続け、TOEICスコアを100点アップかつ、リーディングセクションを時間内に終わらせることができるようになりました。
是非、WPMを意識してスピードの負荷練習を行い、速さに耳を慣れさせて下さい。
離 「多読」で読みを完成させる
「精読」で意味を掴むことができ、「速読」で速さに慣れてきたら、最後に「多読」を行い英語脳を完成させましょう。
よく巷の本で「多読こそ全て」というような内容のものもありますが、やはり「精読」「速読」で基礎を築き上げてから取り組むようにしましょう。
「多読」の目的は、立ち止まることなく英文の波に次々に乗りながら意味を理解していく、その感覚を掴むことにあります。
全く理解できない、1文読むのに非常に時間が掛かる、そんなレベルでは「多読」に対してストレスが溜まってしまい、長続きしないでしょう。
多読のおすすめ教材としてはラダーシリーズです。
原文そのままではなく、初心者でも読みやすいような文になっていることと、巻末に単語帳もついており楽しく読めます。
僕が試してみて良かった本は「ローマの休日」「オペラ座の怪人」「風と共に去りぬ」の3冊です。
この3冊を試してみて、もっと読みたい場合は色々出ていますので好きな本に次々トライして行って下さい(^^
まとめ
最後にもう一度流れを確認しましょう。
如何だったでしょうか?
あなたのリーディングの勉強法を見直してもらい、この守破離の考え方を少しでも取り入れてもらえれば、必ずや劇的なリーディング力の向上を達成するでしょう!
繰り返しになりますが、TOEIC リーディングセクションでは「読解する速度」と「量」の2つの負荷が掛けられます。
これを攻略するために「速読」「多読」を是非マスターし、スコアアップを狙いましょう!
英会話レッスンを始めて受けてみたいという方がいたら、最大手のレアジョブがおすすめです。
とにかく英会話の機会を持ちたいという方は無料体験(25分×2回)で感覚を掴んでみて下さい。
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それではまた次回の記事でお会いしましょう~
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